2004年5月1日 野反湖
先日から野反湖に入ったが宿泊施設はまだ営業していない。
キャンプ場以外でのキャンプも禁止なので、夕方暗くなるとほとんど人がいなくなる。
犬連れ車中泊には最適な条件だ。
今回のツアーでは残雪が残っているうちに、一度ワフとスキーをしてみようと思っていた。
実際のところ、ゲレンデを探して犬とスキーを楽しむことは結構難しい。歩くスキーならばよいのだが、滑降できるゲレンデを探すのが難しい。
もちろん営業中のスキー場に犬をノーリードで連れて行くわけには行かない。
それで営業終了したスキー場ならば、犬連れで入れるのではないかと考えた。
当然リフトなどは使えないので歩いて登らなければならない。滑走に適した斜面のそばまで車で行きたい。しかし営業の終わったスキー場は駐車場のそばは雪がないか、残っていても斜度がゆるすぎてスキーが滑らない。
良い斜面が見つかることもあるが、山ろくには営業を続けているホテルやレストランがあり、見られているような気がして落ち着かない。スキー場は管理地帯だろうから営業していないゲレンデに勝手に入ってスキーをして文句を言われるかもしれない。しかも犬連れである。
したがってスキー場はやめて残雪の残る山を探すことにした。ここでも問題がある。私有地ではない滑走に適した斜面は国立公園などに指定されている場所が多く、闇雲にはいっていっては怒られそうである。
人だけならあまり気にしないが犬連れである。とにかく何か言われるのが怖い。
という、いろいろな事情で今回スキーを楽しんだゲレンデを教えるわけにはいかない。
とある駐車場の裏に雪が残っており、そこに分け入るとほどほどの斜面である。適当なところまで登って滑ってみると結構下のほうまで滑り降りれることがわかった。
で、犬はスキーをするのかって。
しません。でも私が滑り始めると喜んで走ってついて来る。スキーのほうが速いと思っていたが、どうしてどうして、滑り出しは圧倒的に犬のほうが速い。ゲレンデスキーなのでエッジが付いているからじゃれつく犬の足を切らないかどうかひやひやだった。
おそらく500mくらい滑っただろうか。斜度がきつくなって沢の水音がする辺りで止まる。
まだまだ下りられそうだが、登られなくなったら帰れなくなるので、ほどほどのところで止まる。
のぼりはスキーを持たない犬は楽なものである。
人はスキーを脱ぐと苦しい登りが待っているが、犬にとっては上りも下りも楽しいフィールドのようであった。

スキーを終えて、野反湖を望む弁天山に登ってみた。
駐車場から2、30分で登れる手軽なハイキングコースである。