カナダ便利手帳
何が便利かはよくわからない。
私がカナダで体験したことを書いただけ。カナダへいくときの参考にしてね。
(1)歩行者
歩行者は右側通行だ。なんだ、当たり前じゃないかって。
でも日本は「人は右、車は左」のはずだろう。車はみんな守っているよね。人は、・・・
私は歩道を歩いているときによく正面から来た人とぶつかりそうになったりお見合い状態になったりする。どうしてかよくわからなかったのだが、ある人から「普通人は左によけるんだよ。ほら心臓は左にあるじゃない。これをかばうために本能的に左によけるんだ」という話を聞いて、そうか左によければよいんだと納得したことがあった。でも小学校に入る前から「人は右、車は左」といわれているのにどうして逆に動けるのか不思議だった。
以前勤めていた会社の最寄駅は都内の地下鉄駅なのだが、ここの階段には「ここは右側通行です」としっかり書いてあるのにみな左側通行をする。朝夕のラッシュ時に無理やり右側通行をしようものなら回りから白い目で見られることは必至だ。たまに右側通行をしている人がいると「暗黙のルールを無視するけしからんやつ」というふうに思われていたようだ。
前置きが長くなったが、カナダは車も歩行者も右側通行だ。街中も田舎の道も、公園の遊歩道を散歩する犬もスーパーマーケットの通路も例外なく人は右側によける。ありがたい。こんなに簡単な国はない。日本はむずかしすぎるぞっ。
(2)交差点
車は交差点の信号が赤でも安全を確認したのち右折できる。これはアメリカなんかでもそうだし、慣れればどうということはない。青信号の点滅は優先して進めるので左折時に点滅したら速やかに発進する。
問題は歩いて交差点をわたるときだ。押しボタンがあって押してからわたるようになっているところが多いが、押しても信号が変わらないときがある。押すタイミングが遅いと次の回には歩行者用信号は青にならないらしい。
ただ、いくらボタンを押して待っても歩行者用の信号が青にならない交差点があって、どういう仕組みになっているのかいまだによくわからない。現地の人も信号が変わりにくいことを知っているようで、赤でもみな平気でわたっている。そのうちまねして赤でもわたるようになった。
道路をわたるときは左、右の順で見よう。車は右側通行だからすぐ左から来るよ。
日本に帰ったとき、逆にそのくせが抜けずに左側だけみて道路を渡ろうとした。危ない危ない。
(3)郵便局
月曜から金曜の9時から17時15分までやっている。土日はやっていない。大きな郵便局でも局員は少なくて、しかもあまり業務に詳しくない人が店番なんかしている。
夜間、土日に郵便を出すとき、不在小包を受け取るときはドラッグストアなどに郵便局の出店がありそこで受け付けてもらえる。
日本へ荷物を送る場合
工機具などの重量物は船便で送ることになる。重量制限は20kg、寸法にも制限があるのでよく調べてから梱包したほうがよい。重量寸法は送る国ごとに制限が異なるらしい。
私の場合は重量オーバーのため、郵便局内で分割梱包しなおすはめになった。
(4)グロセリーストア
スーパーマーケットのこと。
支払いは現金かクレジットカードが便利。トラベラーズチェックはほとんどの店で使えるようだが、レジにいる人はほとんど取り扱い方を知らない。そのため毎回主任さんを呼び出して聞くはめになり、主任さんと顔見知りになってしまった。
(5)ビアストアとリカーショップ
お酒はリカーショップで購入できる。各種洋酒がおいてあるが、田舎町では日本酒はまず置いていない。
ビールはリカーストアでも買えるが、ビールだけ大量においてあるビアストアでまとめ買いするのが普通。6本より12本、12本より24本のほうが割安になる。なお、ビンカンともにデポジットがある。
ビンビールは日本でいう小瓶が普通。この栓はスクリューになっていて栓抜きがなくても手で開けられる。
グロセリーストアもそうだが、日曜日はやっていても営業時間が短いので土曜日のうちに買っておくほうが無難。
(6)写真
35mmネガフィルムの同時プリントは24枚撮りで10ドル以下である。光沢のないマット紙で4×6(フォーバイシックス)約10cm×15cmなので日本より安い。ダブルプリントは+3ドルでOKなので、他の人にあげる場合はあとで焼き増しするよりダプルプリントしたほうがお得。
リバーサルフィルム(スライド用フィルム)は36枚撮りマウント仕上げで10ドル程度。日本では通常プラスチックのケースに入ってくるが、カナダではフィルムポケットに入ってくる。整理するときにはこちらのほうが便利だ。
品質はまったく問題ないので、カナダで撮った写真は現地で現像しておいたほうが安心だ。
私は空港のX線検査がどうしても信用できないので、フィルムだけはX線を通さないようにいつも頼むのだが、最近は検査が厳しくなってフィルムケースから出してパトローネを一個一個検査される。
デジカメプリントは4×6で69セントだから日本より高い。10×12など大判で焼くと20ドル近くするので、日本で焼いたほうがよい。日本は最近デジタルプリントが安くなって、フィルム代を含めて考えると通常フィルムの同時プリントとコストは変わらなくなった。
(7)図書館
現地に住んでいなくても別に証明書を見せるわけでもなく、すぐカードを作ってくれた。
小説は読めないので、主に旅行ガイド、写真集などを利用する。
インターネットは予約制で1回1時間、無料で使える。
(8)映画館
田舎町にも小さい映画館があって封切り映画を上映しているのは日本と同じ。スターウォーズ・エピソード2がすでに封切られていて、これを見に行ったひとの話によると料金は一般7,8ドル、学生5ドルくらいらしい。
彼らは20代だが、年より若く見られて学生料金で入ったといっていた。
(9)インターネット
図書館は無料で使用できる。大都市だとインターネットカフェがある。また、大きな書店、観光案内所などに有料のインターネット端末がある。ただしこれらには当然、日本語入力機能はない。
日本の公衆電話のようにモデム用のモジュラージャックがついているものはほとんどない。(バンクーバー空港で1台見かけたのみ)自分のパソコンをつなぐためにはホテルやモーテルの部屋の電話をはずして使うしかない。なお、B&Bに泊まると部屋に電話がないのでやりにくい。
自分のパソコンをインターネットにつなぐためには現地にアクセスポイントのあるプロバイダと契約する必要がある。
日本のプロバイダの場合、海外ローミングサービスがあれば問題ない。カナダの市内通話は無料なので、アクセスポイントが市内通話でかかるところにあれば電話代はかからない。ただし国際ローミング使用料(私の使っているプロバイダは15円/分)がかかる。通信速度は20〜30kbps程度と遅いので一回の接続で結構時間がかかってしまう。私の場合、メールチェックとホームページのアップロードだけで月5000円くらいかかった。
長期の場合は現地プロバイダと契約したほうがよいかもしれない。(詳しく知りたい方は他にわかりやすいウェブサイトがあるので調べましょう)
ネットサーフィンをするには図書館などでやったほうが費用もかからないい、アクセス速度も速い。
ついでに、日本語入力機能のないキーボードで日本のサイトを検索するには。
・まず日本の検索エンジンを開く。海外の検索エンジンにリンクがあるはずだ。
・検索したい項目を英語またはローマ字で入力しよう。英語が得意だからといって難しい英語を入れるのはやめよう。検索キーワードになっていない可能性が高い。
・検索結果にだいたい検索したい日本語の文字列がどこかに出ているはずだ。これをマウスで選択してコピーし、改めて検索ボックスに貼り付け再度検索する。
(10)ガソリンスタンド
一般的にはセルフサービスが多い。給油方法は最近日本でも増えてきたので改めて書くまでもないだろう。支払いは店内(コンビニと一緒になっていることが多い)で給油機の番号を言って支払う。 ただし観光地や田舎に行くとフルサービスの店が多い。
(11)飛行機
アメリカの同時多発テロ依頼、飛行機は不愉快な乗り物になってしまった。
出発時刻に十分余裕を持って空港に行ったつもりでも長い行列ができていて手続きにとても時間がかかる。
荷物を預けるときには3つの質問があり、たしか、@自分でパッキングしましたかA中身がなにかわかりますかB荷物を放置したことがありますか、と聞かれるのでイエス、イエス、ノーと答える。これと違う回答をしたら荷物をあけて確認することが要求される。
また、パソコンとデジカメを機内に持ち込む場合、セキュリティーチェックで電源を入れて機能することを確認させられる。
私が日本へ帰るとき、デジカメが壊れていたためバッテリーを抜いておいたので機内持込を拒否された。そのためカウンターへ戻って預け直すことになってしまった。
なお、現在では金属探知機の感度を上げているので財布、鍵束のみならず、衣服についているほんの小さな金属でも反応する。そのため身体チェックにとても時間がかかる。
空港で土産を買おうと思っている人は十分余裕を持って行ったほうがよい。
(12)通販
カナダではアメリカの製品が通常に流通している。またアメリカの業者の宣伝も多いので、通信販売を使おうと考えるとアメリカの販売店が容易に見つかる。
このためアメリカから通販で物品を購入することは容易だと考えてしまいがちだが、両国間には厳然とした関税という障壁があり、輸入手続に時間とコストがかかる。
私の場合アメリカの業者から本を何冊か購入したが、注文してから入手するまでになんと1ヵ月半という大変な時間を費やしてしまった。
したがってなるべくカナダの業者を探してから購入したほうがよい。
どうしてもアメリカから輸入する必要がある場合は、最終的に日本へ持ち込むことを考えると下手すると二重に関税がかかることを覚悟したほうがよい。